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「昨日のレース負けちゃったよ」
「最終レースで勝ってプラスだよ」
レースの翌日、職場でよく聞かれる内容ですが、 この"勝った"とか"負けた"というのが実は曖昧な話なのです。
例えば最終レースで勝ったというのは、 一体いくら投資していくら利益が出たのでしょう?
馬券は一枚１００円ですが買った時点で 手数料として２５%が差し引かれる計算です。
そして残りの７５%が配当に回る仕組みなのです。
当ろうが当るまいが勝った時点で、 既に目減りしていることを忘れてはなりません。
競馬で勝ち続けるということは実に大変な事ですが、 実際にそれで生計を立てている者がいる事も事実です。 儲かり続ける者もいれば損をし続ける者もいる。 どこか株式投資と似たところを感じませんか？
そうなんです。
実は勝ち続ける人たちに共通しているのは、 自身の投資管理を徹底して行っているという事なのです。
馬券にいくら使い、それに対していくらの配当を得たか。
「たぶん5千円くらい儲かった」ではなく、 「さまざまな経費を引いても5千円の利益が残った」と、 目で理解出来るようでないと次の投資が決まりません。 ………

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